水谷石材ブログ

2020.06.30

社長の思い


仕事柄墓石の刻字を読むのですが、今仕事をしている墓地の一角に大きな日露戦争戦没者の墓石があるので読んでみたところ
墓石側面には生立ちに続いて第二軍の転戦過程が刻まれ、明治37年(1904)8月31日首山堡にて戦死とありました。同日同地では歩兵第三四聯隊橘周太大隊長も戦死された激闘の地に伊豆から出征した22歳の若者がいたことを忘れてはいけないと思い投稿します。
下記は刻字の途中抜粋です。
三十四年十二月入歩兵第三十四聯隊三十七年八月進上等兵同年日露戰役興五月上陸清國猴兎石參與普蘭店附近戰闘爾後參與於六月得利寺附近七月蓋平附近及大石橋附近八月海城附近及鞍山站附近之各戰闘尋參與遼陽附近首山堡之激戰奮進突撃君遂戰死實明治三十七年八月三十一日
挿絵は↓から引用
橘中佐についても記載があります。

http://www.hyperdouraku.com/ev…/jgsdf_itazuma2012/part3.html

2019.03.15

水谷石材とインド

インドにて更新をさせて頂いています。
なんで、石屋がインドなんかに行ってるの?って思う方もいると思います。
実は水谷石材とインドは昔から、関係がある場所なんです
数年前、テレビなどで墓石のほとんどは中国で作っている!!なんてよく放送をしていました。
だから多くの人が石は中国で加工してるんでしょ?と聞かれたりします。
実際中国にも行きました、というか住んでさえいました、修行を兼ねて
そこで多くの墓石や石材加工品を見ることができ、多くの石屋さんに出会うことができました。
ですが、現在水谷石材ではインドの石・インド加工を使う事が多いです。
だから、今回インドへ来させていただきました。

個人的にですが生産者の顔が見える物って安心して買いやすいです。
買うものを選ぶとき、多少の違いなら値段が高くても、知っている、会ったことあるなどの安心できる要素が多い方を選びます。
でもそう考え自分がお墓を買うと想像すると、お墓を買い建てるのって怖いなって思います。
実際、自分たちのお墓の石にどんな人関わって、どんな場所から来たのか、ほとんど分からない。
石屋さんに聞いても出荷された国や加工した地域はわかっていても、実際にそこに行ったことがあるかといえば、ない人の方がほとんど。
分からない事が多いと騙されてるんじゃないの?本当に大丈夫かな?と不安になります。

そんな、不安がいっぱいのお墓づくりは施主さんにしてほしくないなと
自分は施主さんと一緒にお墓を作っていく時に、社長のように豊富な知識も多くの経験はまだ僕にはない中で、どうやって施主さんに安心してお墓を作ってもらえるのか?
そしたら、作っている所に実際に行って、見て「この石こんな場所で採っているんですよ!」
「こうやって検品してくれる人達がいます!」「ここの工場、丁寧な加工をしてくれるんです」「僕実際に行って観てきました!だからおすすめさせて下さい」
自分で体験してきた事、観てきた事を施主さんに伝えられる、そんな石屋さんになれたらと想い、インドに来させてもらいました
インドに来て、実際の石加工の工場を観て、来てよかったな
これなら、自信を持って施主さんに「この石でお墓を作りませんか?」とおススメすることができると思いました。
インドの人達は本当に丁寧、そして石の模様や磨きに関してもすごい神経を使ってくれています。
インド加工綺麗だな、とは思っていましたがここまで丁寧にやってくれているんだと嬉しくなってしまうくらいでした。
原石の仕入れに関しても、現地の人と商社の人達が度々石丁場(採石場)へ足を運んでくれていて、石の色・石目・艶が出る石・錆が出ない石いろいろな部分を見極め
その石を使って製造・加工を行っていて、本当にインドの石は施主さんに自信をもって進められる製品だなと感じました。
 
 
本当に今回、遠くインドに来られてよかったと思います。
飛行機で10時間くらいでした。
インドは遠いです、なのでインド製品はお時間をいただく事があります。
そこはご考慮いただきたいと思います
ちょっとお墓について相談したいよという想いがあれば、いつでもご連絡ください。
ホームページからも可能ですので、お気軽に連絡していただければと思います。

2019.02.28

原石入荷しました

墓石の国内での生産加工が減少していく中で
水谷石材では、施主様の希望があればいつでも、自社加工・自社生産のお墓を提供できるように、原石と呼ばれる採石場から切り出された状態の石を仕入れることがあります。

今日も5つの原石がトレーラーにて運ばれてきました。
この原石たちがどんなお墓になるのか、たのしみですね!

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