水谷石材ブログ

コラム

2026.09.12

古いお墓の文字を読む ── そこに生きていた人がいます

  古いお墓に、字は彫ってあります
 
 お宅に、古いお墓はありますか。
 先祖代々の墓のほかに、少し離れた場所や、山の斜面や、畑の脇に、苔のついた小さな石がいくつも並んでいる。そういう墓地をお持ちの家が、この地域には今も残っています。
  
 あの石には、字が彫ってあります。
 
 ご存じの方は多いと思います。けれど、読んだことのある方は、そう多くありません。読めないと思っておられるからです。
 読もうとすれば、読めます 多くの場合、肉眼で読めます。
 
 日の傾いた時間に横から見れば、彫りの影が出て、いっそう読みやすくなります。
 たとえ苔に覆われていても、お掃除をすれば読めたりします。読めない理由は、彫りが浅いからでも、字が難しいからでもありません。読もうとしていないからです。
 手を合わせるとき、私たちは石の前に立ちますが、刻字を見てはいない。
 彫ってあるのは、戒名。歿くなった年号干支月日。そして場合に寄ると与右エ門、与惣右エ門母といった具合に、その家の誰であったかが、記されています。
 読めても、つながりまではわかりにくいです。
 
 先ごろ、あるお宅で、旧墓地の石を一基ずつ読ませていただきました。三十一基。
 それを書き出したのが、こちらです。
 読めています。けれど、これではつながりが分かり難い。
 歿年が、あちこちに飛んでいます。年号から西暦を付けても1861年の次が1885年、その次が1820年。
 石が並んでいる順と、亡くなった順は別だからです。
 それに、同じ名が繰り返されます。「与右エ門」は代々受け継がれる名で、石に「与右エ門子」と彫ってあっても、その与右エ門が何代目かは書いてありません。
 読めるのと、分かるのは、別のことなんです。
 ここで、お宅にも寄りますが、過去帳があると大きな手掛かりになります。
 墨で書かれた過去帳を開くと、戒名と歿年と続柄が、こちらにも並んでいます。
 石と過去帳を突き合わせ、関係性を吟味して歴代順に並べ替える。すると、こうなります。
 寛文五年から始まって、時代が順に下っていきます。誰の親で、誰の子か。どこで代が替わったか。
 左端に「初代」と入れた箇所があります。これは、石にも過去帳にも書かれていません。両方を突き合わせて、初めて決まったことです。
 どちらか一方では足りません。両方が揃って、はじめてお墓の主が浮かび上がります。
 
 読めないお墓もあります
  
 全部が読めるわけではありません。
 五輪塔のように、もとから戒名を彫っていないもの。風化して、文字が欠落したもの。
このお宅でも、いくつかは空欄のままです。
 それでも構いません。読めた分だけでも良いと考えています。
 
 そこに、生きていた人がいます
 
 石に彫ってあるのは、亡くなった日付です。けれど、亡くなった日があるということは、その前に生きていた時間があったということです。
 寛文五年に歿くなった方は、その前の何十年かを、この土地で生きておられました。田を作り、飯を食い、子を育てた。家を守った。冬の寒さを知り、川の増水を怖れ、家族の死を弔いお墓を建てた。
 その方がいなければ、次の代はありません。次の代がなければ、その次もない。そうして今、その石の前に立っている人がいます。
 古いお墓がある、というのは、そういうことです。石が並んでいるのではありません。ご先祖方が、そこにいたという証が、残っているのです。
 読めば、それが分かります。手を合わせる相手が、景色から人に変わります。
 この作業をさせていただいたお宅では、施主様がこう仰いました。今まで気にしていなかった、整理してもらってよかった、と。ご親戚にも説明ができて喜ばれた、とも。
 どなたにも、先祖はいます
 
 最後に、二つ申し添えます。
 一つ。
 古い墓地が今も残っている家は、決して多くありません。けれど、墓が残っているかどうかと、先祖がいたかどうかは、別のことです。
 跡を継いだ家には先祖があり、分家や新しく所帯を持った家にはない。そう思っておられる方がありますが、それは家の制度の話であって、事実の話ではありません。お墓がなくても、記録がなくても、あなたに繋がるご先祖様は確かにいたことに、変わりはありません。
 二つ。
 そのうえで、古いお墓をお持ちの方には、それは大切なご先祖様なんだと気が付いてもらえること願っています。
 そのお墓は、読める形で、今も残っている。それは、当たり前のことではないということを。
 
 読むことは、はじまりです
 
 読むこと自体が目的ではありません。お墓の工事を考えるときの、最初の一歩です。
 私の設計は、この順で進みます。まずお墓の現状をすべて確認する。その上でお墓の文字を読み。そのお宅の歴史を踏まえて図面を組み立てる。
 移設、改修、建て替え。どれを選ぶにしても、誰がそこにいるかが分かっていると、決められることが変わります。どの石を残すか。どう並べるか。形だけを見て決めれば、寸法の話にしかなりません。関係が分かって、はじめて並べる順に意味が出ます。
 このお宅では、共同墓地にあった墓所を、お寺の中へお移ししました。坂を上らずにお参りできるように、というご相談でした。その工事に入る前に、旧墓地の石を読ませていただき、家の歴史を考慮して並べる順が決まりました。
 工事の中身については、ページ上部の「選ばれる理由」のなかにある「水谷石材施工事例集」に載せてあります。あわせてご覧ください。
 
 ご相談ください
 
 古いお墓のことでお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
 読むところからでも、工事のご相談からでも構いません。
 
 ページ上部の「お問い合わせ」から、またはお電話(0558-72-0492)でご連絡ください。
 設計担当 水谷隆一

2026.09.09

【お墓の悩み】山の斜面・傾斜地にあるお墓を安全にリフォームする正しい知識

「お墓の階段が狭くて、上るのが怖い」
「足元が不安定で、雨の日は滑りそうで危ない」
「斜面の草取りが重労働で、お参りが億劫になってきた」
伊豆をはじめ、山の斜面を切り拓いてつくられた墓地では、年齢とともにお参りが負担になっていきます。直したいとは思うけれど、傾斜地だから大掛かりな土木工事になって、費用がかさむのではないか──そう考えて、そのままにしておられる方は少なくありません。
けれども、お墓の構造が分かれば、大掛かりな解体をせずに、歩きやすく安全にする方法があります。この記事では、傾斜地のお墓が抱える課題と、リフォームのときに知っておいていただきたい「古い石積みの扱い方」についてご説明します。
梅原家ビフォー加工
■そのままでも大丈夫? 見直すときのサイン
「昔からこの形だから」「まだ我慢できるから」と、足元の悪さをそのままにされている方は多くいらっしゃいます。ただ、傾斜地のお墓には、時間とともに次のようなことが起こります。
 
◆足元が滑りやすくなる
長年の雨風で石段がぐらついたり、苔が生えて滑りやすくなったりします。ご高齢の方にとっては、お参りそのものが負担になります。
 
◆お参りから足が遠のく
危ないから、疲れるからと足が遠のくと、雑草が伸びて足場はさらに悪くなります。
 
◆土留めが緩む
土台の石がずれたり、土が流れ出したりすると、ある日お墓が傾いてしまうことがあります。
ご自身で見ていただけるところもあります。石塔(墓石本体)が傾いていないか、外柵の直線が狂っていないか。よく見れば分かるはずのところですが、毎年お参りされていても、案外気づかないものです。
「最近、お墓参りに行くのが億劫に感じる」「階段を上るときにヒヤッとした」というご経験があれば、それが見直すときのサインです。
 
■傾斜地のお墓リフォームで「古い石積み」を壊してはいけない理由
傾斜地のお墓を直すとき、いちばん多い誤解が「古いのだから、土台の石積みからすべて壊して作り直さなければいけない」というものです。実際には、石積みには手を付けないほうがよい場合が数多くあります。
伊豆でよく見られる傾斜地の墓地は、山の斜面に石を積んで土を留め、その上に平らな場所(平場)をつくってお墓を建てています。つまり、この石積みそのものが区画であり、土を支えている要(かなめ)です。
これをむやみに外してしまうと、上の平場が崩れ、基礎から大掛かりな土木工事をやり直すことになります。
結果として、費用は大きく膨らみます。
土留めがしっかり機能しているのであれば、そこには手を付けず、問題が起きている上の部分──人が歩く平場と石段──だけを直す。これが、安全の面でも費用の面でも、いちばん理にかなったやり方です。
ご自身のお墓の石積みは大丈夫でしょうか。
現地へ伺って拝見いたします。「うちのお墓も上だけ直せますか」といったことでも構いません。
ページ上部の「お問い合わせ」から、またはお電話(0558-72-0492)でご連絡ください。
 
■上だけを直して、安全に・歩きやすくする三つのこと
では、「上の部分だけを直す」とは、具体的にどのような工事なのでしょうか。
 
1.階段の踏み面を広く取る
傾斜地のお墓でいちばん危ないのは、足を乗せる部分(踏み面)が狭い石段です。奥行きを取り直すだけで、上り下りは格段に楽になります。元からあった踏み石を使い直せば、費用を抑えながら、これまでの姿を残すこともできます。
 
2.平場を固めて、土を残さない
お参りをする場所の土をすき取り、コンクリートを打つか、石を張って平らに固めます。足元が安定して安全になるうえに、草取りの手間がなくなります。土を残さないことは、私たちがどの現場でも大事にしている考え方です。
 
3.石塔は磨き直して据え直す
石塔に苔や汚れがこびりついていても、すべてを新しい石に買い替える必要はありません。欠けなどがなければ、工場へ持ち帰って全面を磨き直すことで、石本来の肌を取り戻すことができます。傷んでいる部品(水鉢など)だけを替えれば、十分に整います。
ただし、艶の出方は石の種類によって違います。磨いても、黒御影石のようには光らない石もあります。仕上がりの見当は、現地で石を拝見してからお伝えします。
 
■【事例】石積みを残し、上の平場だけを改修したお墓
伊豆市内の傾斜地にある墓地で手がけた改修です。ここまでご説明した「石積みを残す直し方」が、実際にどうなるかをご覧ください。
 
◆改修前のお困りごと
山の斜面にあり、階段が狭くて足元が不安定でした。石塔の汚れも目立っていました。お参りのたびに、気を遣って上がっておられたそうです。
 
◆ご提案と工事の中身
・土留めの石積みには手を付けない(現状のまま残す)
・上の平場を作り直し、コンクリートを打つ
・階段の踏み面を広く取り直し、元の踏み石を使い直す
・石塔は建て替えず、全面を磨き直して据え直す

梅原家アフター加工2
◆完成
石積みはそのままに、上だけが変わりました。平場が広くなり、階段が上がりやすくなったことで、足元の不安は解消されています。施主様からは「よくやってくれました」「綺麗になりました」とお言葉をいただきました。土を残していませんので、これから草取りに追われることもないはずです。
大掛かりな解体をしなくても、お墓はここまで変わります。
この工事の詳しい経過は、ページ上部の「選ばれる理由」のなかにある「水谷石材施工事例集」に載せてあります。ほかのお墓づくり・リフォームの事例も、あわせてご覧いただけます。
 
■納得のいくお墓リフォームのために。石材店を選ぶときに
 
◆今あるものを活かす提案があるか
「すべて新しくしましょう」と全解体を勧めるだけでなく、石積みや古い石塔を活かして費用を抑える道も示してくれるかどうか。
 
◆図面を出してくれるか
離れた場所にある古いお墓をまとめるのか、今の区画を直すのか。ご家族の状況によって答えは変わります。図面にして一緒に考えてくれるかどうかは、判断の手がかりになります。
なお、私たちは改修の際、古い石碑の文字──戒名や没年──を読んで書き起こし、記録に残しています。元禄年間のものが読み取れることもあります。石を代々の順に並べ直すには、誰がいつ亡くなったのかが分からなければ、動かせないからです。
 
■まとめ
1.足元の悪さをそのままにしておくと、怪我や土留めの緩みにつながります。
2.土留めである「古い石積み」は、むやみに解体せず、そのまま活かすのが基本です。
石積みを残して「上の平場と階段」だけを直せば、費用を抑えて安全にできます。
四 石塔も、磨き直して使えることが多くあります。
「うちのお墓の石段も直せるだろうか」「複数あるお墓をまとめるとどうなるだろうか」。そうしたことがありましたら、どんなことでも水谷石材へお声がけください。ご家族にとって負担が少なく、これから何十年と安心してお参りいただける形を、図面にしてご一緒に考えます。まずは、現地をしっかり拝見いたします。
 
■株式会社 水谷石材
静岡県内では数少ない自社の石材加工工場を伊豆市大野に持ち、原石の切削から加工、磨き、字彫り、建て込みまで一貫して行っています。
・対応 お墓の改修・リフォーム、お墓づくり、清掃代行ほか
・ご相談の流れ 現地調査 → 図面作成・お見積り → ご検討(無理な営業は一切いたしません)
・お電話 0558-72-0492(営業時間 8:00〜17:00)
・所在地 〒410-2413 静岡県伊豆市小立野45-1
・お問い合わせフォーム https://mizutani-sekizai.com/contact/
・設計担当 水谷隆一

2022.05.05

月刊水谷石材 2号 お墓の石はどこから?

第2号は、お墓になる前の石について紹介していきます。

お墓に使われている石は御影石なのは知ってるけど、その石はどこから来てるの?

どんな道筋をたどって、我が家のお墓になっているのだろうか?

そんな疑問に参考になればと良いなと思います。

墓石の流通事情を知り、我が家の墓石どこからきたのかな?と考えるきっかけにしてみてください。

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お墓に使われる御影石について

どこから来るかを紹介する前に、お墓の石の種類について紹介させていただきます。

墓石で、よく耳にされるのが御影石と呼ばれる石だと思います。

ですが御影石は石材名で、鉱石の種類としては花崗岩や花崗閃緑岩に分類されます。

元々は兵庫県の御影地方で採石された花崗岩に御影石と命名したことが始まりとされています。

その後は、花崗岩で細かい粒状の模様がある石を、御影石の石材名で流通させるようになりました。

今では、兵庫県の御影地方で採石された御影石は本御影として流通されています。

墓石で使われる石には、香川県の庵治石や神奈川県の小松石など国内で採掘される有名な石種がありますが

今回は御影石が花崗岩系の石で商品名という事を覚えておいてください

つまり 商品名:御影石  商標:〇〇 産地:〇〇 というイメージです。

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石はどこから来るの?

本題の お墓の石はどこから? ですが

中国から輸入してるんでしょ?と思われる方も居ると思います、実際に中国からも輸入しています。

ですが、お墓の石も中国・インド・アフリカなど世界各国から輸入され日本のお墓になっているんです。

中国でしょ?と思われる理由として、世界各国の石達が中国に輸入され加工された後に

日本でお墓として販売されている事が多いからではないかと思います。

もちろん、日本で採れた石を使ってお墓を作る事もあります。

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墓石の主な流通経路として

お墓の石は、採石場で掘り出され原石と呼ばれる状態に加工後、輸送されます

原石の輸送流通経路3パターンあり、各国の工場に運ばれた後お墓の形になっていきます。

①採石場から港へ運ばれ、日本に原石が船で運ばれ加工される

②採石場から現地工場へ原石が運ばれ、現地で製品に加工され、船にて日本へ輸出される

③採石場から港へ原石が運ばれ中国へ、中国工場にて原石を加工し、船にて日本に輸出される

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お墓の石は、日本の石屋さんが注文を受けてから加工が始まります。

お墓は、施主様の希望や石種の違いなど理由があり、事前の大量生産が向かない製品なんです。

また石は重量がある為、空輸が難しく陸路や海路が主な輸送経路となっています。

その為、お墓を建てる際はある程度の時間と期間が必要になります。

水谷石材では、工場に原石を確保する事で、自社工場でも加工も行えるようにしています。

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石が日本に来る前は?

各国の石の中からインドを例にして、お墓の石が日本に来る前を一部紹介したいと思います。

インドからは、クンナム・M10・M1H・アーバングレーなどの石が産出されます。

石の紹介は水谷石材のホームページでも紹介していますので、気になった方は覗いてみてください。

ページリンクはこちら/service/grave/


今回インドを選んだ理由は実際に訪問して、現地を見学させていただき写真が豊富なんです。

採石場の写真

採石場では、岩盤から石を切り出しお墓の元となる原石を掘りだしていきます。

この採石場を作るまでに、現地のエージェントや商社さんがインドの各地を巡り

お墓に使えそうな石はないか?傷や色むらはどうか?量はどれくらい出そうか?などを調査してくれています。

 

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掘り出された原石は、採石場の職人さんの手によってブロック状に加工されて、現地の工場や、日本・中国に向けて輸送されます。

写真の石に入っている溝は、石を割る為にセリ矢を入れる穴です。

現地の人達が3人がかりで、ドリルを支えながら穴をあけ、狙った大きさのブロックにしていきます。

 

石は自然の物なので、掘り進めると石の色や傷の出かたが変化してしまう事があります。

日本のお墓は、石ごとの色の違いや、傷、色むらが倦厭されるので、どの段階でも職人さんによる確認が必要になってきます。

採石場でも、現地のエージェントさんが定期的に採石場に足を運んで様子を確認してくれたり

商社さんが現地に赴き、実際に石の状態を確認しに行ったりを行っています。

何度か自分自身も同行させてもらいましたが、1日に何件も採石場や工場を巡って検品をしてくれていて

安心して、石を輸入できるなと思いました。


インドの工場写真

現地にも日本向けの石材加工工場があります。

インドの採石場から運ばれてきた原石を、そのままこの現地工場で加工しています。

職人さん達が、手作業で丁寧に石を切削から磨きまで行っており、日本のお墓を作ってくれています。

ここでも、石の目や色むらは厳しくチェックされて、日本人の見慣れたお墓になるように気を付けながら

石選びをしてくれています。

インドの黒御影加工はとても綺麗で、現地職人さんや商社さんも強くこだわってくれています。

ただやはりインドは遠い事もあり、インド加工の石を使う際は納期を長めにいただく事もあります。

  

インド工場で加工され、お墓の形になった石達は、輸出コンテナに積み込まれ貨物船で日本に輸出されます。

日本についた石達は、そこからトラックにて各石材店に運ばれ、検品された後に墓地で建込が行われ、お墓になっていくのです。


さいごに

今回は、お墓の石はどこから?をテーマに書かせていただきました。

お墓作りは一生に一度あるかどうか?ですがお寺・霊園・石材店との打ち合わせを行うのみで、

どこでどうやって出来ているのかわからないのが現状ではないか?このままでいいのかな?と考え

少しでも、お墓が出来るまでを知ってもらえたら良いなと思いながら書かせていただきました。

願望ではありますが、お墓も多様化が進む現代に、日本の日本らしいお墓を文化として捉えて。

この文化を大切に想ってくれる人が、自分のお墓は採石から輸送、切削、加工、建込をすべて知りたい

その上でお墓を建てるなんてドキュメンタリー映画みたいなお墓作りが出来たら素敵だななんて考えたりしています。

2022.04.02

月刊水谷石材 1号 お墓の掃除役立ち情報 

今年度から、水谷石材からの石材コラムとして、

お墓に関する知識や、最近のお墓事情、役立つ情報の発信を行っていきます。

第1号となる今回は、水谷石材でアンケートを実施させていただいた際に

一番多かったお悩み お墓の汚れ・掃除の方法について です。

このコラムを読んでもらえれば

お墓掃除のどうしたらいいのかわからない?を解消できると思います 

  

 


お墓の汚れの種類

まずはお墓につきやすい汚れの種類について

汚れの種類を知って適切に対処居てもらう事で、お掃除がしやすくなります。

お墓の汚れは主に4種類

それぞれ、お墓のある環境によってつきやすい汚れが違ってきますので

それぞれに合った掃除方法を知っていただけたらと思います

ほこりの落とし方

お墓は外に建っている物が多いので、雨風にされられることで表面にほこりが付着します。

道路に面している、運動施設が近くにあるお墓は、砂埃が多く付着して溜まりやすくなります。

ほこりが付着していると、艶があるお墓がくすんで見えてしまい勿体無い

ずっと綺麗を維持は難しいですが、せめてお墓参りをする時は綺麗なお墓でお参りしたいものです。

お墓の埃を掃除する

※最初から水で拭いてしまうと、土埃が泥になってしまい拭き跡が残りやすくなります

ほこりは、簡単に掃除が出来るのでお墓参りの際、このお掃除だけでもやって貰えたらと思います。

お墓も、何もメンテナンスをしないと直ぐにではありませんが劣化します。

お墓を次の代に綺麗に残せるように、年に1度は拭き掃除をしてあげてください。

こけの落とし方

日陰が多い、湿度の高い場所にお墓がある場合、石の表面にコケが発生しやすくなります。

コケはお墓の目地や刻字部分、貼石の表面に発生しやすく

コケによって、目地の劣化が進みやすくなったり、文字が読みにくい、足元が滑りやすくなったりします。

コケは自然に発生しますが、一度徹底的に掃除すれば、しばらくは綺麗な状態を維持できます。

コケを掃除する


※墓石の刻字の汚れが気になるときは、泡ハイターなどを吹き付け、歯ブラシで擦ると綺麗になります。

写真の様な汚れもコケですので、同じ掃除方法で落とすことが出来ます

コケ掃除をする際は、必ずゴム手袋を着用して掃除をしてください。

洗浄液は直接触ると、手荒れの原因になります。

コケ落としに関しては、YouTubeでも紹介していますので良ければご覧ください。

水あかの落とし方

石のつなぎ目がセメント施工のお墓や、水道水を掛けた際に拭き残しがあると発生しやすくなります。

お墓の強度に影響はありませんが、見た目が気になる方も多いのではないでしょう。

※画像のような汚れが、水垢汚れになります。石塔と台座の部分に多く見られる汚れです。

水あかを掃除する



※水垢消しゴムなども、やりすぎると石の表面を傷つけます。使用する際は注意してください

水垢掃除は根気のいる作業になりますが、一度綺麗にすると数年間、綺麗な状態が続きます。

再度汚れても、すぐに対処すれば簡単に落とすことが出来ますので、気になる方は実践してみてください。

落ち葉の掃除

お墓に落ち葉が溜まってしまうお墓もあると思います。

何度とっても溜まるからと、落ち葉を回収せずにお掃除を終えてしまう事はありませんか?

気持ちはとてもわかります、ですが、落ち葉は気づいた時に掃除していただけたらと思います。

落ち葉を掃除したほうがいい理由

落ち葉を掃除したほうがいい理由として2点あります。


さいごに

お墓の掃除は、大変かもしれませんがご先祖様が一生懸命働いて建て残したものです。

自分の代で、終わらせることは簡単かもしれませんが、この先も繋げていける、形のある物です。

先祖を想う気持ち、家族を想う心を、形として次の世代に伝える物として考えてもいただけたらと思います

本当に掃除が難しい時や、大変すぎるという時は専門家である我々にご相談ください。

お掃除のお手伝いも、掃除を簡単にするお墓のリフォームも取り組んでおります。

先祖を大切にする文化を絶やさない為に、

精一杯取り組んでいきますので、今後ともよろしくお願い致します。

2022.01.11

お墓掃除のコラムを発見

お墓のお掃除についてのコラムを発見

 本日の静岡新聞さんに葬儀関連豆知識というコラムが掲載されていました。

 石屋さんとして読むと、別段おかしな事はない記事ですが。
実際にやってみようと考えると、言うのは簡単だけれど大変な作業だなと痛感させられます。
一部抜粋しながら紹介させていただきます。

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 記事はQ&A方式で

Q:【お墓のお掃除で注意する点は何ですか?】とありました。
A:の序盤に手袋・鎌・植木ばさみ・シャベルを用意とあります。
すでに重労働の気配がしますね…

 お墓につくと

  1. 敷地内の雑草を抜いたりや落ち葉を掃除して、植木の剪定・汚れた砂利の水洗いを行います。
  2. 墓石は※特殊なコーティングがある場合は業者に相談を行い、汚れが少ない場合はスポンジで水洗い
    ※コケを落とすと墓石が長持ちするので、特殊な洗剤を使用して綺麗にします。
    ※たわしは墓石を傷つけてしまう為、避けたほうがいいでしょう
  3. 花筒や香炉皿などの小物は取り出して中を洗い、乾いた布でふき取り終了です。
 どうでしょうか?用意する物だけでも
スポンジ・バケツ・歯ブラシ・雑巾・洗剤・手袋・鎌・植木ばさみ・シャベル等9点もあります。
作業時間もすべてをちゃんとやろうとすると30分程度では終わらないでしょう。
あ
 もちろんすべてのお墓がこのようなお掃除が必要という訳ではありません。

ですがこのようなお掃除規模のお墓がある方も伊豆地区では多いのではないでしょうか?

ここからは、紹介されていたお掃除をもう少し詳細に説明させていただきます。

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1.敷地内の雑草を抜いたりや落ち葉を掃除して、植木の剪定・汚れた砂利の水洗いを行います。

 こちらで紹介されているのは、墓石の周辺に玉砂利を敷いてあるお墓のお掃除だと思います。
平成の前半頃にお墓を作られた方やリフォームされた方に多く施工されています。
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 メリットは敷地内の雑草を抑制・水捌けがよく色合いが鮮やかな物もありお墓の雰囲気が明るくなります。

以前は亡くなった方が呼吸を出来るようにとの事で、コンクリート等で地面を覆う事が倦厭されていた為に、この玉砂利施工が多くありました。
あ
aですが砂利の隙間に土埃や種が入り込むため、雑草は生えます。
そして落ち葉も砂利の隙間に入り込んでしまう為、掃き掃除が難しいという点もあります。
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 お掃除方法としては、園芸用土ふるいを使用してお米を研ぐのと同じように水洗いをしていただくか。
玉砂利を新しい物と入れ替える事によって綺麗な状態を取り戻すことが出来ます。
あ
 雑草の抑制には除草剤も有効ですが大量に使用すると、墓石の変色や基礎部分の強度低下になるものがありますのでご注意ください。
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 これらの方法以外にも、玉砂利部分を貼石や樹脂を混ぜた玉砂利にリフォームすることでお掃除をしやすくすることが出来ます。
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※施工事例は水谷石材ホームぺージでも紹介させていただいていますのでご参考にください。

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2.墓石は※特殊なコーティングがある場合は業者に相談を行い、汚れが少ない場合はスポンジで水洗い
 一般的に想像されるお墓は、表面が鏡のようにつやつやなっていると思います。

あ

これは、木材や金属と同様に磨き上げる工程の際に砥石をどんどん細かくしていき鏡面のように磨き上げている為です。
なので、磨いてあるお墓の汚れはスポンジや雑巾で拭きあげてもらうだけで落ちやすくなっています。
あ
 ただここで注意してもらいたい事があり、拭き残しや水をかけるだけだと水道水のカルキ等で水垢が出来てしまう事があるので、最後に乾拭きもやっていただけるとより綺麗な状態を維持することが出来ます。
あ
たわし等を使用すると表面に小さな傷がつき、コケが付きやすくなったりしますのでご注意ください。
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※特殊なコーティングがされているお墓もありますが、ほとんどが撥水等のコーティングなので水拭きで落ちることはありませんのでご安心ください。
ですが注意としてメラミンスポンジはお墓掃除には使用しない事をおススメします。

コーティングを剝がしてしまい、その部分だけ色合いが変わってしまう事があります。

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 薬品を使いコケ掃除をする場合には、記事のように目立たない部分で確認しながらの使用をお願いします。そして最後に念入り水で流していただけると良いです。
 石によっては色が抜けてしまったり、艶がぼやけてしまう事がありますのでご注意ください。
あ
今では楽天などで、石材屋専門店もあり洗剤が手に入りますが使用には注意しながらお使いください。

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3.花筒や香炉皿などの小物は取り出して中を洗い、乾いた布でふき取り。
 花筒はお参りの際に中まで洗う事をしないと水が腐って異臭を放ってしまいます。
百円ショップ等で売っている水筒用のスポンジをお使いいただくと手軽に綺麗にできるので試してみてください。

 また今では蓋を閉められる花筒もあります。お参りを終えた際お花を回収していただき蓋を閉めていただくと、周辺や花筒の汚れを抑えることが出来ます。
香炉皿はカラスがいたずらしてしまったり、長年の使用でくすんでしまう事があります。
これら製品は交換する事ができるのでお近くの石材店や、葬儀屋さんに汚れや劣化が気になる方は相談してみると良いと思います。
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 花筒や香炉皿はステンレス製で取り出し可能なものが多くなっています。

そのほうが掃除もしやすく、綺麗に維持管理できるからです。ですが時代によっては取り外しができなかったり、石に穴が開いているだけの場合がありお掃除が出来ない事があります。
あ

 そのような場合は、石屋さんに相談いただければ再度加工を行い花筒を入れられる物に出来る場合がございます。のそのような部分が気になる方は相談してみてはいかがでしょうか?

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 最後になりますが、これら清掃をお墓参りの際にすべてやってくださいという事ではありません。

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 それぞれできる範囲の事をやって貰いながら、お墓参りをしていただければと思います。

お墓参りの目的はお掃除をする事では無く、家族を想いながら会いに行く事だと思っています。

掃除で疲れて想いを馳せる事が出来なかったでは本末転倒

 気になったときにお掃除をして、大変な事は私たちの様な業者に頼んでいただければ精一杯お手伝いをさせていただきます。

皆様が今後もお墓を参り、先祖を大切に想う文化を残していけるお手伝いが出来れば幸いです。



2021.05.29

石と植栽

 石と植栽

すごい樹木葬のお寺があるよと紹介していただき見学に行かせていただきました。
正直、樹木葬についての知識が数年前で止まっており。木の下に、お骨を埋めるようなお墓を想像しながら
樹木葬か…石屋さんあまり仕事ないんだろうな…みたいな認識でいました。
実際に行ってみると、想像していた樹木葬とは全然違った空間があり
多様な植物が植栽され、庭師さんが手入れを行うガーデンの中にお墓があるという物でした。
今では、樹木葬にも種類があるそうでこのような場合庭園墓やガーデン葬と呼ばれているそうです。
庭園墓では、お墓単体で考えるのではなく空間を作るという考えで全体がデザインされています。
今までのお墓とは違った雰囲気ではあるが。そこには、語り合い時間や安らぎのあるお墓参りが出来る
素敵な場所でした。

伊豆エリアには中々ない樹木葬ですが、
伊豆長岡にある正連寺さんは蓮やバラを植栽された綺麗な庭園墓が整備されているそうです。
興味のある方は一度訪れてみてください。

2021.05.02

水谷石材プロモーションビデオが出来ました

 水谷石材のプロモーションビデオが完成しました!
石を加工しお墓にしていく過程を追いながら、水谷石材の今を動画を通して知ってもらえる映像になっています。

2021.04.24

ホームセンターで売っている道具でお墓の汚れを綺麗にする

 水谷石材は今、お墓のリフォーム・リノベーションに力を入れています。
理由は、お墓を今より掃除しやすくしたり、使いやすいくリフォームする事で次の代へお墓を継いでもらいやすい。残していける形に変える事でお墓を失くさない選択をしてもらいたいと思っているからです。
今までの先祖代々残してきたお墓を、「管理・掃除が大変」「お墓が負担になってしまうのではないか?」という理由で墓じまいするしかないと思われる方がいるかもしれません。
そのような時、選択肢の一つとしてお墓を使いやすく変えるという事も考えてみてもらえたらと思います。

今回は、その一環として【お墓掃除】についての動画を作らせていただきました。
「お墓のお掃除、どうやったらいいかわからない」「長年の汚れが溜まって中々落ちなくて大変」
そんな声を普段から聞いていました、確かに石のお掃除ってどうすればいいか?というのはこの仕事をしているから知っている事であって、あまり縁のない汚れだなと感じます。
知らない事をやるのって確かに負担だし、大変だと感じる。そうするとお墓掃除って負担だし大変な作業になっているのではないか?
直接お墓で聞かれたら教える事はできるし、仕事としてお墓掃除をいただく事もあるけれど、それでは多くの人には知ってもらえないな…
じゃあ今の時代だし、動画で解説してみんなに知ってもらえばいいんじゃないか?
という事で今回は【ホームセンターで売っている道具で出来る、お墓のお掃除】の動画を作らせていただきました。
この動画が少しでもお掃除の参考になり、お墓のお掃除の負担を減らせたらなと思います。

2021.04.01

下田街道 教導石再建

 下田街道 教導石再建
大河ドラマ「青天を衝け」見てますか?
2021年3月31日は、1854年3月31日(嘉永7年旧暦3月3日)日米和親条約が締結されてから167年でした。
これにより幕府は鎖国政策を改め下田と箱館が開港され、下田街道は、それ以降往来が特に盛んになりました。
3月28日放送では、アメリカ総領事ハリス一行が江戸入りした場面がありましたが、下田玉泉寺に置かれたアメリカ総領事館から江戸に向かったハリス一行が湯ヶ島弘道寺から伊豆市小立野や湯川橋を通過し三島宿に到着したのは、164年前1857年11月25日(安政4年旧暦10月9日)の事でした。
この度、依頼により下田街道修善寺道分岐点に教導石を再建しましたのも、歴史街道としての下田街道をもう一度地域の宝として活用しながら観光振興・地域活性化の一助、道標になればとの思いでした。
お近くにお越しの際は、見ていただけたら幸甚です。
また、下田街道について色々な書籍もあります。最近は橋本敬之先生の発刊された「下田街道の風景」も地域の歴史が詳しく書かれています。興味のある方は是非ご一読ください。
Google Earth リンク
教導石設置場所
下記教導石説明文
教導石について
明治二十二年(1889)十月、下田街道と修善寺道の分岐点に下狩野村小立野土屋善助氏により教導石が建立された。
昭和三十三年(1958)九月二十六日の狩野川台風後、教導石は道路拡張工事等の理由により撤去され、長らく放置されていたものを、
昭和六十年(1985)修善寺町により新下田街道と修善寺温泉との分岐点伊豆市大下に移設された。
平成二十八年(2016)三月、新湯川橋開通に伴う交差点改良工事により、以前教導石の在った此の場所が市有地となり、
令和三年(2021)三月、地域の歴史を大切にする有志により新たな教導石が再建された。

2020.10.24

水谷石材 工場見学

 昨日は伊豆総合高校の生徒さんたちが、当社の工場へ職場見学に来てくれました。
当社も高校生が見学に来るというのは初めてのことで、若干そわそわしながらのお出迎えとなってしまいました
見学は、工場での原石加工の様子や石の種類の違い、彫刻・磨きの工程など見学・社長:隆一へのインタビューなどをしてもらいました。
この内容を学生たちが記事としてまとめてくれるようです。
今回の見学で、高校生がなかなか関わる機会の少ないと思われる、この石屋という仕事に対して彼らの感じた感想などを知ることが出来るのはとても楽しみです

2019.03.15

水谷石材とインド

インドにて更新をさせて頂いています。
なんで、石屋がインドなんかに行ってるの?って思う方もいると思います。
実は水谷石材とインドは昔から、関係がある場所なんです
数年前、テレビなどで墓石のほとんどは中国で作っている!!なんてよく放送をしていました。
だから多くの人が石は中国で加工してるんでしょ?と聞かれたりします。
実際中国にも行きました、というか住んでさえいました、修行を兼ねて
そこで多くの墓石や石材加工品を見ることができ、多くの石屋さんに出会うことができました。
ですが、現在水谷石材ではインドの石・インド加工を使う事が多いです。
だから、今回インドへ来させていただきました。

個人的にですが生産者の顔が見える物って安心して買いやすいです。
買うものを選ぶとき、多少の違いなら値段が高くても、知っている、会ったことあるなどの安心できる要素が多い方を選びます。
でもそう考え自分がお墓を買うと想像すると、お墓を買い建てるのって怖いなって思います。
実際、自分たちのお墓の石にどんな人関わって、どんな場所から来たのか、ほとんど分からない。
石屋さんに聞いても出荷された国や加工した地域はわかっていても、実際にそこに行ったことがあるかといえば、ない人の方がほとんど。
分からない事が多いと騙されてるんじゃないの?本当に大丈夫かな?と不安になります。

そんな、不安がいっぱいのお墓づくりは施主さんにしてほしくないなと
自分は施主さんと一緒にお墓を作っていく時に、社長のように豊富な知識も多くの経験はまだ僕にはない中で、どうやって施主さんに安心してお墓を作ってもらえるのか?
そしたら、作っている所に実際に行って、見て「この石こんな場所で採っているんですよ!」
「こうやって検品してくれる人達がいます!」「ここの工場、丁寧な加工をしてくれるんです」「僕実際に行って観てきました!だからおすすめさせて下さい」
自分で体験してきた事、観てきた事を施主さんに伝えられる、そんな石屋さんになれたらと想い、インドに来させてもらいました
インドに来て、実際の石加工の工場を観て、来てよかったな
これなら、自信を持って施主さんに「この石でお墓を作りませんか?」とおススメすることができると思いました。
インドの人達は本当に丁寧、そして石の模様や磨きに関してもすごい神経を使ってくれています。
インド加工綺麗だな、とは思っていましたがここまで丁寧にやってくれているんだと嬉しくなってしまうくらいでした。
原石の仕入れに関しても、現地の人と商社の人達が度々石丁場(採石場)へ足を運んでくれていて、石の色・石目・艶が出る石・錆が出ない石いろいろな部分を見極め
その石を使って製造・加工を行っていて、本当にインドの石は施主さんに自信をもって進められる製品だなと感じました。
 
 
本当に今回、遠くインドに来られてよかったと思います。
飛行機で10時間くらいでした。
インドは遠いです、なのでインド製品はお時間をいただく事があります。
そこはご考慮いただきたいと思います
ちょっとお墓について相談したいよという想いがあれば、いつでもご連絡ください。
ホームページからも可能ですので、お気軽に連絡していただければと思います。

2018.03.16

墓じまいを行う前に

 最近は墓じまいが多くなりました。
施主様は、お墓に祀られた方を知らずにお片付けを依頼される事が殆どですが、私達水谷石材では極力墓石に刻まれた文字を調べ活字として施主様にお渡しすることが、祀られた方への御供養と感謝ではないかと考えています。特に戦没者の墓石に刻まれた略歴は丁寧に調べる様に心掛けています。
墓じまいに限らず、古いお墓が気になる方は、刻字の解読を致しますので、お気軽にお声掛け下さい。

2018.03.16

お墓とふるさと

 お墓の改修工事と石碑の追加工事をさせて頂きました。
お施主様は遠方にお住まい、大正期に造られた墓所は、痛みも激しくまわりの木も鬱蒼としていましたが、予算に限りのある中、工事の出来栄えを御家族の皆様に喜んで頂き嬉しかったです。
納骨法要の際、施主様から大正期の建墓記念のお写真を見せて頂き、写真の石工さん達も今回の工事を応援してくれた様な気がします。
昨今の、墓じまいを是とする風潮とは裏腹に、ご先祖様のお墓を故郷で守り続ける施主様の姿勢に感銘を覚えたのと同時に、伊豆の地を離れて暮らす皆様のお墓をふるさと納税など活用して管理してあげる事により、幾久しく永遠のリピーターを繋ぎ留められる訳で、一過性の観光客誘致以上に着目しなければならないと気付かせて頂きました。

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